みずほの春
生活サポートセンターみずほでは、課外プログラムとして、野外に出て活動することがあります。
4月3日はお昼からお花見にスタッフさんたちと利用者の皆さんで行ってきました。
ソメイヨシノの桜は、東京(江戸)の染井村に植木職人たちがたくさんいて、新種の桜を開発したので、ソメイヨシノと名付けたそうです。
わたし、Naochannは、日頃ヒマな時は、たいてい読書をしています。
最近読んだ本は、アルジェリア出身の思想家ジャック・デリダに関する本です。
西洋思想では、物事を問うとき「~とは何であるか」と問います。そして、その問の答えを支えるのは、中世では神、近代では人間だったわけです。それを説明する概念は神あるいは人間の理性から純粋に導かれるべきものだったわけです。しかしデリダが言うには言葉は純一な意味を持っているものではなく、状況や文脈で多様な意味を持つものだということです。つまり、言葉の意味を一つに定めることは出来ないという「決定不可能性」を主張しました。私たちは物事の定義すら定めることが出来ないのです。こうして、全ては解釈次第だという価値相対主義に陥ったわけです。
仏教が言うように、言葉は迷妄なわけです。言葉を使っている私たちは幻想の世界を生きているのです。
4月6日のブログはNaochannが書きました。