人生の意味と目的 4 つづき
今日はNaochannが前回の続きを書きます。
7月4日、私たち”しごと生活サポートセンターみずほ”の利用者はみんなでコラージュ作りをしてみました。コラージュというのは、印刷されているチラシなどを切って張り付けて作る芸術です。コラージュには人の心理が現れるそうなので、作った後みんなで検討しました。下のはNaochannの作品です。
さて、ここから前回のカール・バルトの神学の続きです。
フォイエルバッハは”神が人間を創ったのではなく、人間が神を作ったのだ。だから、神学は実は人間学である”と、神の問題を人間の問題にまで引き下げてしまいました。そしてマルクスへと橋渡しをしました。
19世紀から20世紀の神学は、人間精神の分析と宗教意識の探求であり、人間中心の神学でした。
そこでバルトは人間から神にアプローチするのでなく、聖書に書かれてある神が、人間についてどう言っているかを分析しようと視点を逆転しました。
そしてそこで示されているのは、人間の側から神と人との結びつきを考えるのではなく、神の自由な運動として信仰の出来事が起こるというものでした。
神様は自己生成する神様で、自己の自由を人間に明け渡して、人間とともに苦しむことを通してさらに無限に成長を遂げようとなさっておられるのかもしれませんね。
本日のブログはNaochannが書きました。