銀杏
サポートセンターでは、時折、プログラムを作文として書くことがあります。
そんな中で、今日は私りんご雨の体験を書いていきたいと思います。
「ちゃんと、20 代の女の子がすることをして。」
母に、言われた言葉でした。
銀杏を公園まで取りに行こうとしてしていたところでした。
ある日のことです。
おしゃれもせず、部屋着のまま出ていこうとする私に、母は、言いました。
悲痛に満ちた言葉に、私も混乱してしまいました。
20代の女の子がすること?
普通の女の子がすること?
普通のこと?(「普通のことをして」とも言われました。)
それは、私のことを「普通」ではないと言われた気がして、
じゃあ好きなことはできないということ?
普通のことって何?
いろいろ、頭の中を巡りました。
そして、悲しくもありました。
理解されないということは、してはいけないことなの?
どう生きていけばいいの?
途方に暮れ、私はいつの間にか、水の入ったペットボトルを母に投げつけていました。
「どうして、私のことを理解せずに、押し付けようとするの!?」
私も泣いていましたが、何より割れたガラスを泣きながら片付けていた母の姿。
申し訳なさが、心の隅にありながらも理解せず押し付けてくる母に怒りの感情が
沸いてきました。
その頃、誰かの声が聞こえたり、人が見張ってくる感覚に動けない私がいました。
そんな私を見て、「病院に行こう」と母は、言葉をかけてくれました。
やっと私の『今』を受け止めてもらえたような気がしました。生きててもいいんだと
思いました。
一歩進んだような気がしました。
私自身は病気だと受け入れてません。服薬に影響もありますが、これまで歩んできた
経験、痛み、悲しみが今の私を作っていると思うと、自分を少しだけ受け止めることが出来るようになりました。
私がたどってきた道は、無駄ではなかったんだ。そう思える道をこれからも歩いていきたいと思います。
最後になりましたが、
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